
ps:真密度VT:下部容器容積(試料体積) MS:排水前試料質量MD:排水後試料重量 m0:バット空質量m1:湿試料入りバット質量 m2:乾燥試料入りバット質量 これらのパラメータを用いれば、以下の各種パラメータが以下の計算により得られる。なお、試料の間隙に含まれる空気の重さは無視することとし、試験結果の解析に際しては、水の密度は1.0 g/cm3とした。 MEDR :排水質量 pSV :排水前見かけ密度pDV:排水前見かけ密度 MSC :排水前水分値MDC:排水後水分値 MS :固体部分質量VS :固体部分体積 VV :間隙部分体積e :間隙比 MSW :排水前水部分質量MDW:排水後水部分質量 SSr :排水前水部分体積VDW:排水後水部分体積 :排水前飽和度 SDr :排水後飽和度 
液状化物質では無いと判定するための条件は、である。 3.4.4. スラグに関する試験結果 (1)試料及び粒度調製 ニッケルスラグ及びカッパースラグを用い、試料の粒径分布を変えて液状化物質判別試験を実施した。粒度調製の方法は、参考−1−付録2の3.3.1節に示してある。また、試験に用いた試料の粒径分布は、参考−1−付録2の図3及び図4に示してある。 (2)真空引き時間 試料を予め乾燥しておくのは、短時間の真空引きにより低い内圧を得るためである。 毎分100リットル−300ワットの真空ポンプを用いた場合の、真空引き時間と容器内圧の関係の例は、参考−1−付録2の図1に示してある。図に示した通り、15分間の吸引により、大気圧の千分の一未満の内圧が得られることから、液状化物質判定試験における吸
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